2018年 ピースボート世界一周の旅 日記から抜粋②

私はこの船に乗って、自分の弱さや甘さをイヤというほど思い知らされています。
途中、投げやりになって、せっかくの寄港地もおりなかったり、船室に引きこもったりしました。
しかし、ある出来事により、問題を提議し、船で上の立場の人の所まで話を持って行ったりしたのです。対応は良かったのですが、何時間話しても解決には至らずまた拗ねていましたが、たくさんの人と話すうちに、私にも悪いところかがあった。と気づき、問題は全て自分自身の中にあるんだなあと思った時、やり切れなさや恨み、怒りが消え、自分を変えて行きたいと強く思いました。それからは、足が震える思いで色んなことに挑戦してます。動くことによって気持ちがプラスに変わり始めました。
ただただ自分を大切に、意地を張らず、自分の気持ちに素直になることをこの船で学びつつあります。

ここでは、素直な感情を吐き出すことができ、それによって、聞き手が、それは違うんじゃない？とか、そこは重要じゃないよ、とか本気で返してくれるのです。

泣いて眠る日もあれば、一生このメンバーで船で生活したいなと思う日もありますが、日本に帰る頃にには、私は私の気持ちをコントロールできる大人になっていると思います。

この船で私はただの、トモコです。
みんな、そう呼んでくれます。呼ばれるたびに、自分の名前がどんどん好きになっていく、そういう気持ちです。

私に勇気を与え、応援してくれ、話を聞いて力になってくれる、すべてのこの船の仲間に感謝しています。